応援コメント

すべてのエピソードへの応援コメント

  • 加藤 航様

     初めまして。子供の時に感じた社会の悪意。本当に怖かったことと思います。そのショックを一緒に受けた西倉さん。唯一の外出日で、せっかく楽しい思い出づくりの日だったのに。最後の最後にこんな仕打ち。
     私自身もこのシーンはショックでした。だから、西倉さんはもっとショックを受けていたと思います。
     そんな彼女を見送ることしかできなかった主人公の無念の気持ちも。でも静かに静かに癒されていって、少しだけ落ち着いて見つめることができた現在の彼の様子。
     切ないけれど、でもこれが現実を生きるということなのかなとも思いました。
     とても考えることの多い作品でした。
     ありがとうございました。

    作者からの返信

     コメントありがとうございます。
     中々後味の悪い展開だと思いますが、今の世の中はこの小説どころではない非情なニュースにあふれていますね。それに深い感慨を抱くことがあまり無いのは、単に自分が当事者でないからか、心が慣れてしまったのか……。
     酷いシーンのあるお話でしたが、それで何か心に残すことが出来たのならば作者冥利に尽きます。読んでいただき、ありがとうございました。