7/31(金)〜曇り〜 (続き)

 家で痛い痛い言いながら転がっていると、ピンポーンと誰かが来たのが聞こえた。


 カメラを覗いてみると今度は違う友達が来たようなので、どうせならちょっと遊んでやるか。という感じでドアを開け...



自分「フハハハハ!我が封印されし闇の力が少し暴走してしまってな!腕が少し侵食されてしまったのだ...!見よ!この血を......!」


 友「あっ......うん。病院行こか、頭の。」



 丁度腕が包帯でぐるぐる巻きだったら、普通やるよね!?


 友が言うには僕を病院に連れていくために来たそうだ。


 大丈夫なのに。寝てれば治るでしょ、って言ったら、



 友「でも、むっちゃ痛い痛い言っとったやん。LINEで。早く直したいんやったらはよ病院いけや。」


自分「嫌や!病院の匂いが嫌いやねん!それにさ、ほら!コロナやろ??」


 友「大丈夫。『馬鹿にはウイルス感染らない』って言っとったー」


自分「誰が!?」


 友「知り合いの親戚の友達のお姉ちゃんの恋人のお母さんの―――」(←これ以上は覚えていない)


自分「それ絶対ウソやん!」



 その後もなんやかんや揉めたが、僕が負け、病院へ引きずられていった。


 鼻が痛かった。病院の匂いが好きな人、居るのでしょうかね??


 それよりも、医者に見てもらった後に、



医者「...何があったんですか。そんなに深く切るなんて。」


自分「DIYです。」


医者「初心者ですか?」


自分「いえ、DIY歴5年以上は行ってる筈です。」


医者「...くれぐれも気をつけて。血管少し切れていましたから。」 


自分「えっ!?」


医者「それと!今度こういう事があった時はすぐに病院へ来てください。ご友人が連れてきてくださったんでしたっけ?」


自分「あ、はい」


医者「ご友人に感謝しておいたほうが良いですよ。そして、今後こういう怪我はしないように!前から色々とやらかしているでしょう?」


自分「あ、さーせん」


医者「本当、常連のようになっていますからね?私も心配なんですよ。解ります?もう、紅卿さんの名前を聞いただけで心配で心配で......!」


自分「あの、次の患者さん待ってるんじゃないんですか?良いんですか。」


医者「あんたのせいですよ!解ってます?もう、馬鹿みたいに怪我ばっかしないでください!」



 と、叱られてきました。いつもお世話になっています。


 僕、怪我を良くするほうなので...今回のような怪我は滅多にありませんけど。


 でも、保健室にはあまり行ったことがないんですよね。


 なめときゃ治るとか言って行かなかったんで。


 舐める気なんかサラサラねーけどな!


 ということで、更に包帯でぐるぐる巻きに。


 腕はあまり動かすなと言われました。無理だよ。サイクリングしてぇよ。




 DIYしてぇ




 雷がすごいです。

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