26話:『王様の決心』



王様:「そんな、、、。まさか、、、」

  :「いや。しかし、、、」





王様は人類の歴史を知りました。

これでは、人間が悪いみたいではないか。

事実が明るみになれば、養護派も出てくるだろう。

どうしたものか、、、。



王様:「時間をくれないだろうか?」






少し前



テレレッテレー



ピーチ:「どんなときでもドアー」

スー:(あれ?どこかで聞いたことがあるような)



ピーチ:「これで王国からスパ子の元へ直行出来るよ」

勇者:「おおこれは凄い!」



・・・



王様は都へ帰りました。

勇者に説得もされました。

歴史上初めてゴブリンと友好関係を築いた優しい王様か、、、。

確かに偉大ではある。。。



後日王様は、王国軍に停戦命令を下した。

あまり事実に、自分がしていることの是非が分からなくなった為である。



民衆からは、この攻勢の状況化で何故撤退するのか等々言うものが多くでた。

もしや、王様がご病気なのではとの噂も流れることになる。




・・・




スー:「和睦かー」


ゴブリン国にいるスーは適当な所で座ってピーチに話をかけた。


ピーチ:「良いじゃない、誰も死ぬわけじゃないし」

スー:「そうだな。政治のことは分からんし、後は緑子と勇者に任せるだけか」

ピーチ:「不満?」

スー:「いや、俺の役目はもう終わったよ」


スー:「そうじゃなくって、これからどう生きようかと思ってさ」

  :「自分の幸せかー」

ピーチ:「スーの育て親は、素敵な方だったわ」


スー:「だろ?自慢の父親達さ!」




・・・




勇者:「君のおかげだ」

ピーチ:「なんだい?いきなり」

勇者:「君がいなかったら和睦の道は生まれなかった」

  :「それは、私にとって救いの道なんだ」



髪をわしゃわしゃする。



ピーチ:「恥ずかしいこと言うな」



照れていた。




・・・




3賢者A:「今日この日より」

3賢者B:「両刀の狂戦士様改め、スー様をゴブリンに」

3賢者C:「魔女様改め、ピーチ様をゴブリンの仲間とす」



布告に、民衆は沸き立った。




・・・




緑子は祈っていた。

どうか良い方向に物事が進みますようにと。



スパ子:「私に祈られても困るんですけど、、、。」






スパ子:「もしかして友達いないの?」

緑子:「、、、」





・・・













王様:「1ヶ月後。丁度建国記念日に重大な発表がある」


そう、王国民に布告した。





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