第20話

Prrrrrr Prrrrrr



《もしもし?どうしたの?》


「いや、先輩と話したくて、」


《可愛いな、相談?》


「はい、相談です。先輩って好きな人、いますか?」


《いるよ》


やっぱりいるんだ。

「じゃあ、私と一緒にいない方が、、、」


《아〜진짜(あぁ、マジで)》


「どうしたんですか?」


《なんでわかんないの!?》


「えぇ!私が悪いの!?」


《そういう事じゃなくて!はぁ、全部忘れて!》




「先輩って、凄いですね!」


《え?》


「私ほんとに忘れちゃいました!」


《マジで?》


「心の奥のモヤモヤも無くなりました!」


《おぉ、それは良かった》


「ありがとうございます!じゃあ、また明日!」


《え?あぁ、また明日!》

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