死と生と夢/Wait

連日繰り返される死の報道

人は生まれては死んでいくもの

若くして散っていくものもいれば

長くに生き続けるものもいる

そこに理由はなく 事実だけが存在する


人生の意味を考えずにはいられない

深く熱い何かを意識せずにはいられない


蘇る幼き記憶 思い出 旅人

時間の感覚は淡くどこか愛おしい

まるで夢から覚め続けるように

夢を見続ける日々 年月


自分に順番が巡って来るのはいつのこと

春を待つ季節を意識しながら

生きていることを感じながら

何処かで夢が終わることを待ち続ける


人の死から生を感じながら

夢を抱き続け 夢を叶え続け

死と生と夢を繰り返して

時間は流れ続けていく空間を創る

そこに存在する自分と人々の関係

淡くどこか愛おしい世界

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