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目次
神への祈り/HOPE
今日も不運に見舞われた不幸な人々が 神へ助けを乞う
高い山を登り 神聖な川を渡り 足繁く古い歴史のある寺や教会へと通い続ける
祈りを捧げ お布施を渡し その気になっていく
その気になりたいがために 祈りを捧げ お布施を渡していく
神はどのような祈りを聞き入れるのだろうか
神はヘブライ語を理解するのだろうか
神は何処へいるのだろうか
人々は躍起になって神を探し続け 祈り続ける
人々は真実を求めて彷徨い続ける
人々は答えを求めて人生を生きる
私の神への祈りは 届くのだろうか
私の神への祈りは きっと届くに違いない
私の神への祈りは すでに届いているはずだ
高い山を登る必要はなく 神聖な川を渡る必要もなく
足繁く古い歴史のある寺や教会へと通い続ける必要もない
神はどのような祈りでも聞き入れてくれるもの
神は感情という言語を理解するもの
神は何処にでもいてくれるもの
人々が躍起になって神を探し続け 祈り続ける姿を見ている私がいる
だからこそ
私の神への祈りは すでに届いているのだから……
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