地球の何処かで/Hope
簡単なことだった 誰かを否定するよりも 認めてあげることの方が楽だと知った
建前だとか 人としてだとか 常識だとか くだらない言い訳を次々に考えて
何もかも削ぎ落として 思考を一旦停止してみて
夜が来れば眠りに就く 何もかも流れのままに それだけでいい
失敗を恐れず 失敗を繰り返し 逃走よりは失敗を選んで
時が過ぎれば 成功したことも失敗したこともただの結果に過ぎなくなる
どちらの先にも答えが待っている 自分のだけの答えが
冷たい風が頬をすり抜けていくように 何もかもが過ぎ去っていく
天から降る雨が地に辿り着くように すべては生まれては消えていく
さよならの淋しい響きは 新しい出会いへと繋がっていく
地球の何処かで オレはひとり立っている
人間と動物と植物と空気と様々な同様の力の源と共に
笑っているのか 泣いているのか 眠っているのか 心の動きが流れを決める
地球の何処かで オレはひとり立っている
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