映画のようなワンシーン/Hope


静かに回想する

オレの人生が最高だったときを

あれはいつの頃か

思わず頬が緩むのがわかる


眼を閉じると見えてくる 聞こえてくる

まるで映画のようなワンシーン

まるで夢のような まるで夢のような


誰もいないビーチを 彼女と二人歩いた

波打ち際ではしゃぐ彼女 微笑むオレ

道路沿いに止めたオレのポルシェ911

沈みかかった夕陽が反射して それがとても奇麗で 心が落ち着いた

レザーシートの感触 今でも覚えている

アイスクリームを零した彼女 なぜか笑った


そして時は静かに流れていった

押し寄せる波が 砂の城を一瞬で壊してしまうように

そしてすべては消えてなくなった

まるで夢のように まるで夢のように


静かに想像する

オレの人生がまた最高になるときを

それはどうなふうか

思わず頬が緩むのがわかる


眼を閉じると見えてくる 聞こえてくる

まるで映画のようなワンシーン

まるで夢のような まるで夢のような

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