自動能
私は心臓と似ている
この身と切り離されても動き続ける
例え途中で行き倒れ
動けなくなったとしても
諦めではない
それはただの一休み
手足が動く様になったら
再び立ち上がって
歩き始める
私の目の前には
先の見えない道がある
下り坂
上り坂
先がどうなってるのかは誰も知らない
それは承知している
私はこの道を歩き続ける
最初の志と違った形となろうとも
遠回りになってしまったとしても
歩き続ける
この世で
たった一人になっても
歩みを止めない
不安
焦燥
恐怖
はあっても
私に絶望の文字は存在しない
例え心臓が
迸る血潮を失い
鼓動をやめても
この魂が砕け散る迄は
永劫に歩き続ける
納得出来る答えを手にするまでは
どんなに時間がかかろうとも
歩みを止めない
後悔はしたくない
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