トライブリードって楽しい！

実験体：射撃キュマ・エグ／ノイ〔神秘の肉体・コンポジットボウ〕

使用データ：R1・R2・IC・EA・LM・CE

経験点：技能14・エフェクト115

キュマイラ・エグザイル／ノイマン

Ｄロイス：実験体

ワークス：ビジネスマン

肉体５(９)　　　 運転：２

感覚１　射撃４

精神１　意思１

社会２　交渉１　調達４　情報：ウェブ１　

ＨＰ39　行動値３　常備Ｐ12　財産Ｐ０

侵蝕率基本値＋14

常時

パワーアーム１

神秘の肉体１

メジャー

①コンセントレイト：ノイマン３

②コントロールソート：射撃１

③マルチウェポン４

④ヴァリアブルウェポン１

アイテム

⑤ボルトアクションライフル(10)

ウェポンケース(１)×２

※コンポジットボウ３張は必須購入

　伸縮性警棒２本orナイフor拳銃は保険購入

100%↓　侵蝕値10　⑤→①②③④

命中(９＋α)Ｄ＋２　攻撃(１＋α)Ｄ＋26

100%↑　侵蝕値10　⑤→①②③④

命中(９＋α)Ｄ　　　攻撃(１＋α)Ｄ＋35

◆注意◆

　この構築は、「この武器を装備している間、他の武器は装備できず、同じエンゲージにいるキャラクターを攻撃の対象にできない」といった武器のテキストは不備であり、《パワーアーム》や《超軽量化》の「この武器を装備している間、他の武器は装備できない」を無効化できる効果の対象にできるという考えを前提にしています。ＧＭへの確認は必須です！

◆神秘の肉体について◆

　カッティングエッジで追加された《神秘の肉体》は、エフェクトの効果で能力値を参照する場合に【肉体】で参照できるエグザイルの常時エフェクトです。ちょっとわかりづらいですが、エンジェルハィロゥのエフェクトを組み合わせた攻撃の攻撃力を＋【感覚】する《オプティカルレンズ》の【感覚】を【肉体】に置き換えられるエフェクトという事になります。あくまで効果で参照する場合なので、《氷神の悲しみ》の様な効果内のテキストではなく、技能：【感覚】となっている場合は技能：【肉体】で判定できません。

　このエフェクトが使いづらいのは、大抵の能力値を参照するエフェクトはそのシンドロームの一番高い能力値を参照するため、エグザイルをかませて【肉体】を参照させる理由がないという点にあります。なので、このエフェクトを使うには、【肉体】が高くなるシンドロームの組み合わせのトライブリードで、オプショナルに【肉体】に置き換えたいエフェクトがあるシンドロームを選択するのが基本となるでしょう。

　トライブリードではなくてもレネゲイドビーイングなら、《オリジン：●●》の能力値参照で達成値を上げるエフェクトが【肉体】でできるので、固定値型の白兵キャラ等の福音となるかもしれません。

◆構築の思考◆

　コンポジットボウ(IC)を使いたい！をコンセプトに、扱いづらいアイテムと扱いづらいエフェクトの奇跡的な調和。

　コンポジットボウは技能は<射撃>なのに攻撃力が【肉体】点という難しい武器です。<射撃>判定を【肉体】で行えるエフェクトはないので《神秘の肉体》に目をつけた次第です。

　《コントロールソート：射撃》を《神秘の肉体》で【肉体】での判定にすれば、コンポジットボウは【肉体】を上げれば使い勝手が良くなる武器となります。なのでキュマイラ・エグザイル／ノイマンで【肉体】を確保し、Ｄロイス実験体で更に増やします。【精神】が０なのでワークスはビジネスマンにしましたが、<調達>がある【精神】型なら何でもかまいません。

　コンポジットボウは購入難易度６と低いので、せっかく上げた攻撃力を《パワーアーム》を利用して《マルチウェポン》・《ヴァリアブルウェポン》で活かします。命中修正が－３と重いので<射撃>と<調達>を４LVにしてファンブル以外で確実に購入できる様にし、ビジュアル面での銃と弓の取り合わせに目をつぶり、命中修正にマイナスがなくマイナー使用で命中の達成値＋５の効果があるボルトアクションライフルと、マイナーを空けるためにウェポンホルダーを２つ常備化しておきます。また、同じエンゲージを攻撃できないので、使用制限のない拳銃やショットガン(スラッグ)(IC)辺りの射撃武器を《コントロールソート》用に最低１つか、《マルチウェポン》起点用に白兵武器２つを購入してくだい。

◆改良するなら◆

　エフェクト部分は《コンセントレイト》３LV以外はほぼ固定ですが、《ヴァリアブルウェポン》を成長に回すなら《零距離射撃》や《ハンティングスタイル》等の至近対策を行えます。また、ワークスをレネゲイドビーイングにして<射撃>２LV<調達>３LVくらいに抑え、《オリジン：プラント》等を３Lvにすれば、コンポジットボウ４本でも命中修正のマイナスをほぼ相殺できます。ただ、《ヒューマンズネイバー》がついてくるので、ウロボロスも真っ青の侵蝕率基本値になります。

◆成長の方針◆

　<射撃>技能のLV上げは当然として、<調達>を10LVくらいまで上げてコンポジットボウ４張・ウェポンケース２個を常備化しておくと、照準器(IC)の複数購入で命中修正の軽減に、徹甲弾(IC)やホローポイント弾(IC)も購入できます。

　至近対策は《零距離射撃》か《ハンティングスタイル》、火力なら《ターゲットロック》や《形状変化：剛》が使いやすいでしょう。行動値は《灰色の脳細胞(RW)》が《神秘の肉体》の効果を適用できて素敵です。

　ユニークアイテムのサイドリール(HR)や、《ヴァリアブルウェポン》にデモンズシード(HR)を使うのも勿論有用でしょう。

◆全サプリ対応時の成長◆

　<射撃>が11LVになっていて更に固定値が欲しい場合は《武芸の達人(BC)》が技能を上げるより経験点効率は良いですが、侵蝕率基本値も上がるし暴走対策も必要なので要検討です。破壊無効効果は腐りますが、カスタマイズアイテム(武器)のエピック(BC)は２個取得すれば《形状変化：剛》４LVとほぼ変わらない攻撃力の上乗せが侵蝕値上昇なしで可能なのが魅力です。

　エンブレム採用時は神城グループの頭がおかしい神の落とし子(HR)で更に扱えるコンポジットボウを増やしたり、命中ペナが過剰だと判断するなら優良兵器(UG)で軽減する等ビジネスマンなので選択できます。

　レネゲイズア－ジ導入時は【精神】１なのでマイナーアクションで暴走を解除する前提ですが、破壊のアージエフェクト《万軍撃破》、加虐の《ハードスパイク》は使いやすいです。