第4話 ばあちゃん

 布団に潜り込んではせがんだ


「きつねにだまされた話」


 何度も


 何度も


 聞いたのに


 ワクワクしてた




 ばあちゃんの作る


 お話は優しくて


 あったかかった


 お日様にたくさん当てられた


 柔らかな毛布や布団の匂い


 そして優しい物語


 ばあちゃんって凄い


 たくさん本を読んだけど


 きっといちばんの物語





 それはわたしのなかにも


 きっとある


 そう信じて


 今日も物語を紡ぐ




 一日だけでいいから


 あの日にもどって


 ばあちゃんのお話聞きたいな




 ねえ



 ばあちゃん


 またきつねさんのお話してね




*今日は祖母の命日です、お料理は下手くそだったけど😅、楽しいお話をたくさんしてくれました。

ばあちゃんに愛を込めて……

(予約投稿です)

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る