No.250〜No.255+補足

No.250

テナーの楽譜は、バリサクの楽譜と隣り合って同じ紙に印刷されている時がある。



No.251

じゃあ、何が起こるか、というと。

毎度言っている通り、筆者は中学生の時、上下がいなかった。2年生の時に限っては、部活にテナー奏者は筆者1人であった。

対するバリサクは、必ず2人以上いる。


つまりバリサク2人分の楽譜を印刷しようとすると、テナーの楽譜も2人分印刷される。

だから、まあ……テナーの楽譜が必ず余る。



No.252

うちの中学校では、よく「宇宙戦艦ヤマト(多分M8)」を演奏していたが、その「宇宙戦艦ヤマト」の楽譜がまさにこのタイプであった。



No.253

バリの同級生が切り分けたテナーの楽譜を渡してくるので「もう同じの持ってるから、捨ててくれて良いよ」と言うが、「いや、でも自分で捨てるのはなんか、ほら……」って言われる。


No.254

いや、気持ちは分かるよ? 自分で手を下す(?)のは気が引けるけど、でも……


そんなにヤマト要らないんですよ、私。



No.255

全然関係ないが、M8(多分)のヤマトはメロディーが多くて楽しかった。

特に「うちゅーうせんかん、やーまーとー」の「やーまーとー」のところが、アルトはハモリなのに、テナーはメロディーでちょっと優越感。



補足

 上記のケースに限らず、余ったり、持ち主のいない楽譜は高確率で押しつけ合いになる。

 高校の時、部室に多分野球応援用のテナーの「We Will Rock You」が落ちていた。吹く予定があるという話は特に聞いていなかったので、テナーの先輩に「これ、どうしたらいいですか?」と尋ねたところ、「あ、あげる」と言われた。断った。

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