ステータスが見える世界で生きる

@Redhunter

プロローグ

第1話 転生 ★ 

 まぶしい…


 ゴロン


 寝返りをしても、眩しかった。電気つけっぱ…だったけ?


目を開けると、木目の付いた部屋の天井ではなく、空、雲一つない晴れだ。


「……ここは?」


 起き上がらせ、呆気を取られる。


「何で外で眠ってるんだ俺…部活動終えて…いや仕事?…いつものベットで寝たっけ?…うっあ?!」


 思い出そうとしたら、違和感が…痛みはないが…ボーっとしてきて…栄養失調の時視界のピントが合わずグワングワンする状態に少し寝るしか、目を閉じた。



 目が覚め、視線を自分の体に違和感があるため直ぐに目を覚ます。


 「こんな服と靴持ってない。」


 いつものジャージ姿じゃないな。少し着心地の悪いザラザラとする時代外れの服だ。


 夢じゃないのか、これ…いや、こんな服見た事ないし。民族衣装といえば伝わるだろうか、想像でここまで具体的に見れるわけもない。


 ジーパンぽいけど違うみたいだ、染色はしてもないから革を加工して作られたのだろうか。少しダボついてるから動きやすく屋外で活動するならかなりいい感じだ。運動靴じゃない軍隊とかで使われるようなブーツぽいが動物の足の皮を加工してねと思うようなデザインだが、使い古されてボロボロだ。


 だが靴裏は凹凸があり踏ん張りがしっかりと利くからいい方だ。…上半身は紐でサイズを調整するタイプのシャツか?

 良く分からない。


 丘陵の平原だが、思った以上周りを見渡せない。その理由が身長以上に草が高いからかだ。


 「あっ…俺もしかして小さくなってる…いや若くなったのか。」


 鏡もなければ自分の状態も分からないから、とりあえず動かないとな。


 「あそこの丘から見えないかな?」


 とりあえず周囲を見渡すと、丘の上で近くに見えるものは自然的な物ばかりだったが、道というものがない。

 ふと、一見すると杉の木に見えるがちょっと変わった木だ。何というか説明しにくいな、でも興味が湧いたので近くで見たくなったので近づいてみる。


 すると少し遠くに森の木々の隙間から不自然に並びの木が見えるような…後で近づいてみれば正体が何か分かると思うし。



 「だれかの別荘とかか。でも屋根が見えないなら、何だろうか。」



 誰かが手を入れてああなったわけではなさそうだし。元々こういう風な木だとしたら、俺が住んでいる場所にはそんな木の品種はない。つまり…深く考えても分からない。ゲームとかの世界なら転移なんだろうけどな。


「やっぱ不思議な枝の伸び方だ、天辺付近が剥げてる。」

 

 天辺辺りが木の幹が見える不思議な木だ。惑星探索系のゲームなら資源になるだけどこうやって見た事ない物見るのは楽しいな。

 やっぱり、でも何であそこだけ枝や葉っぱが生えてないんだろうか。


 大きな木に奥にあった人工物はここまで近づけば分かるだろうか。縦に木を並べる建物は思いつかない外敵を防ぐための木の壁で作りかけぽいな。後は恐らくと家?小屋のようなのが見えた。


 木の壁の方に向かって歩いていく、丸太がまとめられた所を見るに本当に作りかけで放棄された感じがする。森の方面はかなり作られていたが丘陵の草原こっちの方は木の柵があるぐらいだ。

 ただ、木の柵の一部は内側倒れており、外側に向かって倒れてるのはなかった。

何かが起きたのは確かだろう。



 山の小屋のような意味合いにしては、家のような建物は2,3件を建てる必要もないのだから絶対に住んでいると思うが…


 人の気配はないは?


 カラン…カラン………ガタン


 ない。


 木のバケツが転がり寂れた感じがある。味が出ているが晴天のため薄暗い感じは無い為、怖い雰囲気はない。


 グリーンカーテンみたいに生い茂ってないが…あそこの大きい2階建ての石レンガの家は少し付いてるようだ。一番古いが頑丈そうに見える。入り口や損傷によって無理矢理侵入できるところはなさそうだ。人がいるなら安全な場所だからノックしているか確かめる。


 ガンガンガンガン  …シーン


 ガタン



 他には、ログハウスの様の建物だが一部が壊れたり、似たような感じなのがもういっこぐらいある。

 中には


「この規模だと10人前後くらい居そうだけど生活してる感がないな。とりあえず近くの建物に入ってみるか。」


 壁に穴が開いてるログハウスに入る。


 ガチャ




 ゆっくりひらいてみる、すると中には死体があった。

 

 「誰かいます?……—―っ?!マジか。」



 声が出なかったが、そこにあったのは死体だ。しかも、誰かに襲われたぽい、血痕だかよく分からない液体が地面に垂れていた……。

 とあるゲームならSANチェックでマイナスを食らってただろうと思うな。争った感じはあるな、家具が傷ついているから、…いや元々かもしれないが


とにかく、音だけあんまり立てないようにしよう。


 『冷たいし。当然息はないか。』


 どうやら腐敗はそこまで進んでいないのかな。この家が風通しが良いから死体の独特の匂いは分からなかった。

 ハエもいないから腐敗が進んでるように感じがしない。鈍器で殴られたのか、大きく頭の皮が捲れている。


 そこよりも気になる部分もそれは…流石にショックな状況があったから言葉に出しながら整理していこう。頭の中で混乱しても困る。


 「うおぉ…頭蓋骨が見えてる…あれ?大分上の方に綺麗な穴があるが気持ち悪くて見たくないな。それに状態が悪いからわからん。」


 耳より高い位置に穴があったのがすごく気になった。人間だったら開かない位置だが…人間じゃない?状況がよく分からん。他人の血を触るのは嫌だし、この件は考えを後回しにする。




 襲ってくるヤツがここに戻る可能性もありそうだし、武器がほしいな。部屋を探索する。

 何か使える道具を探す。斧とか包丁ないかな?



 奥の部屋に行く、どうやら寝室のようだ。生活感はあるのでここで寝泊まりしてたのだろう。


 日記のような物があれば、ここがどこか分かるかもしれない。


 左に本棚に本が沢山あり、正面に窓に花瓶…その隣にベットの隣に衣装台の上にロウソク立てだな。

 後は、右に手作り感満載の机があった。その上には、無印の本とペンがあった。


「年季の入った感じの古いペンだな。しかもインクを先につけるタイプだ。珍しい…こんなんどこで売ってたんだ?」



 手に取ると…


 バタン


 「ビクッ――――!!!」


 キョロキョロ  スッスッ ジー


 怖…ホラゲーかな。意外とヤバイここ?タイミングを考えてくれよ。心臓に悪い。窓から見るとどうやらバケツが壁に当たった音の様だ。

 それよりも中身だ。


本の中身をパラパラッと捲るも、何も書いてない。


ポロッ ペシャ



 メモ用紙みたいなものが落ちた。


 何か作為的な感じがするが…お化けとかそういうのじゃないよな。後ろから刃物を持った少女がとか青い鬼とか出てこないよね。



 キョロキョロ


一応周りを確認し、メモを拾い、読む。


 "青い鬼、略すと青……



PS.もう一度本を見返すといい。"


「アウ…いあ、うっぜ…何で考えてる事わかんだよ。そんな何も書いて…えっ?……見間違え?さっき、パラっと捲りながら確認して、何で書いてなかったやん。見間違えか、凹むわ。まあいいや、続き読もう。何々…」


 一度見た時書いてなかったのに、1ぺージ目が書いてある。



――――――――――――――――――――――――――――――――――――――



転生者君へ


  まず転生おめでとう。


 この転生は様々な人の救済で転生させた。神…といっても君たちの国の人にとっては信用できないだろう。前世の記憶を多少なら覚えているのであれば良い。



 本題に入ろう…


 君にはいきなりこんな場所で転生させてしまった事を申し訳ないが君の元々存在が"アルー・ウェストランド・スー"という人物と前世の君の魂を融合させた。


 つまり二人分の記憶に関して肉体的…精神的に負担にならない程度に思い出していくだろう。

 まず、この世界はステータスいわゆる能力値が見える様になっているはずだ。


 心を落ち着ける場所で念じれば、見れるから確認するといいだろう。


 君の住む街には、二つダンジョンがあるから、探索してみるといいだろう。詳しくは自分で調べた方が良いだろう。


 それと君のいる場所は最近できた、廃墟みたいなものだ。使える物があったら持っていくといいだろう。

 君の元居た国では盗み…犯罪に当たるだろうが、生きるためには仕方ないと思ったらするのが人間だ。豊かでも一時の困窮した時に起きる事なら君が良く知ってるはずだ。


 最後に、ダンジョンから出た異種族には気を付けろ特にお前よりも小さいやつにはな。


 君の活躍が天に届き、変わりゆく歴史を楽しみにしてる。



――――――――――――――――――――――――――――――――――――――


 大事なことをばっさりとした感じで要約すると俺はアルー・ウェストランド・スーという体?何て言うんだ同一人物で意識や記憶が残っている事と、RPGゲームの様なステータスがある世界ってダンジョンの事はよく分からん、ゲームとかでも迷宮とか色々変わるし。


 ダンジョンから出た異種族…人種に限らない生き物の事か?定義はよく分からないが、俺よりも小さい奴…というと動物の事だろうか?


 一番重要なのは、廃村になってる可能性が高いという事だ。それなら、お咎めを受けないし、何より何もないのは何よりも怖い。お金や交渉できる物は今のうちに集めよう。


 魂を融合でも、だから今の服装や手の長さとか違和感を感じにくいな。肌さわりは少し悪いな中学の制服のズボンを初めて履いた時にザラザラしてて嫌だったのに、慣れると何も感じなくなるしな。この体は今は自分の物だ。

 

 後個人的に気になるのが…


 ステータスが見れる事だ。

ちょっとゲームのような事がありそうでワクワクする。

 とりあえず、ステータスを見てみる。念じればできるらしいのでやってみる。

でも言葉に出しながらの方が…


 「ステータスオープン」


  こういう風に言ったら失敗する事もないだろ。


 ピコン


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 アルー・ウェストランド・スー

 9歳

 レベル6

上筋力 9

下筋力15

魔 力18

器 用20

俊 敏11

称号 中二病 

スキル 現代の物lv8・致命的な一撃(人間のみ)・収納lv0.5…etc

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


「etc…その他か。前世の記憶あってこんなに少ないわけないよな。てことは目ぼしい物だけが出たって感じか。文字だけか、こう視覚的に絵とかないのか。筋力ってこんなに少ないのか…これが普通なの…かって魔力?!」



 魔力……


 魔法がある可能性が出て来た。でも日常生活に活かせる程度の魔法を覚えられれば…すごいわけないか。こうやって見れる時点で俺よりすごい魔法使いも多そうだ。少なくともこの今いる家を見ると数十年でそこらでできるわけないし。


他は……


 スキルの詳細に関してはまあ後で調べるか、とりあえず使える物を探すために周囲を探索する。収納がちょっと気になるが…まあいいや。

 軽く部屋を見回ったのだが死体がまた一つと見つかる。武器を持っていた、しかし抵抗むなしく殺されたのだろう。本当に廃墟なのかもしれないと感じている。2つ以上あり、さらに殺され方を見て状況的に生存者持ち主がいるのであれば手放すが安全には欠けるからだ。


 ・短剣   1本

 ・無印の本 1本


 他にも本はあるがビジネスでの用紙に比べると品質が悪い、小学校の授業で牛乳パックを水につけて紙をふやふやして非常に脆い状態にして形を変え扇の形にして棒をぶっ刺して団扇を作ったぐらいの紙の粗さだ。伝わるか分からんけど…マシというレベルだがメモとかにも利用できそうだし持っていこう。


 今いる家には、日用品等が多いが酷い汚れや使用済みだったりと、まあ特になかった。食べられる食糧もあったが、干し肉があったが、恐らく食べれそうだけどお腹壊しそうでやめた。そこまでお腹もすいてないし。


 さっきの死体を調べる、売れそうな物はさっきの死体からの物が多いな。


   

 ・銀の指輪?  

 ・布の袋


 銀と言われると分からない。指輪は女性の死体から回収した。金属だが汚れあるからただ銀のスプーンとかフォークを見た事あるからという前世の記憶頼りだ。

腰に紐で括りつけられてる、布の袋は何も入ってなかった。物取り、というわけではないのかもしれない。


 まあ、質屋みたいなお店があれば、売れそうだ。


 布の袋は入れ物にもなるし何よりズボンに括り付け携帯も可能だ。まあ本でも入れとけば一応武器にはなるだろう。多分…遠心力をつければ、素手よりもリーチの長い簡易的な武器だ。



 他の家も漁ろうと思い、外に出る。


外には死体等は見当たらない所を見ると、屋内だけで倒しきったのだろうか?

 裏方にあるのかな?後で見よう。



 次の家は、暖炉付きぽいな。冬とかここで過ごしてたのだと思う。もしかしたら木こり小屋みたいなのがどこかにありそうだ。


 とりあえず中に入る。


 ガチャ



 死体はないが血痕の後のようなものがあった。

入り口付近の部屋にはないので、奥に続いてる。死体を見るのは怖いが、何かあるかもしれないので先に確認する。


 どうやら奥の部屋の様だ。


 ガチャガチャ ガタンガタン


ダメだ。開かない。鍵穴もないから中からしか開かないようだ。もう一度やってみる。


ガチャ ガタン


何かに突っかかっている感じがしたので蹴りで開けてみる。


 「必殺、特殊部隊キック!!!」


ギャシャン


 バキィ ガラガシャガラン コロコロ


「あっ、やらかしたかも…」



 …ドア蹴りじゃだめだったぽい、というか部屋の中で何か倒れたぽい。


ガタン 


 開かない、完全に無理ぽい?ドア破壊しないとダメだ。

この部屋に続く血痕の事ばっか気にし過ぎたけど、壁を見る。


 おっ武器だ、槍だ。額縁に立てかけてある。


カチャ


 槍を手に取ってみる。金属製ではあるが少し古いし装飾が付いてる所見るに、戦闘用ではなさそうだ。


 こいつじゃあドア破壊は無理だし…。


 後は収納棚に立てかけてあるのは、ナイフかな。色合い的に鉄ぽいな。いやよく見ると刃先はギザギザだ。パン切り包丁ぽいな、でもこんなに長いもんなのかな。万能包丁だけで十分だったが家庭科の教科書でチラッと見たぐらいしか知らない。


武器として普通に使えそうだ。槍の方がリーチが長く武器は大切だ。中では、こっちを使おう。

 ここだと持ち歩きにくい…取り回しが悪いのでナイフも持ち歩く。


 キッチンには、肉切り包丁だな。何故か2つあるが、予備か?鹿やそういうお肉系の歯応えある物を切る用かな。あっ、引き出しとか見ると、長ナイフの方は何かの革のカバーがあった。これでズボンにでも刺しておこう。


 あー、煙突ってかまど?ぽいものがあるからキッチンの排気口だったんだな。

 

武器 

装飾の付いた槍 x1

肉切り包丁?  x2

ギザギザナイフ x1


 他は、あったが木製の物だった。目ぼしいは特に何もなさそうだ。




 この家の裏に回った。


 木こり小屋というより資材保管所のような。

 中に入ると、斧がデカい。自分が小さいだけかもしれないけど、これ何とか持って、あそこの扉破壊できないかな。


 ただ、重いためまともに振る事すらできないだろう。何か方法が無いか、考える。


 ポクポクポク…チーン!


 収納っていうスキルあるから、使ってみるか。斧に触れながら、言う。


 「収納」


パラパラ シュン


 「おぉー、無くなった。すげぇ、消え方が面白いな。モザイクというかチリヂリになって消えてった。」


 よし、戻ろう。資材ぐらいしかなさそうだ。小麦の引いた粉ぽい袋ぐらいとかだ。一旦放置だな。


 さっきの家に戻り、扉の前に立った。

そういやーどうやって出せばいいんだろ。念じれば出るだろう。経験則的に…


 「収納 斧」


シュン ガン


 おぉー直立した。あっでも倒れる。


 バキィ


 ドアに穴に開いた。だが中に入れるほど大きくはなかった。

同じことを繰り返せば、壊せそうだ。


シュン ガン バキィ シュン コン


 あっ置き方変わった。出す時のイメージ通りに出てきてくれる感じぽい。ただ遠くに出すとかは無理そうだな。手に届く範囲なら行けそうだ。


 バキィ シュン バキィ シュンガンガシャン 


 あっ…壊れた。


今の体だったら余裕で入るな。


 ガサゴソ スポッ 


 中に入ると…死体があった。かなりそこそこ良い服ぽい。どうやら自殺ぽいな。何かで首を切ってる。血が付きすぎてて何か分からないな。


 あっ指輪…


 どうやら小さな部屋だな。貴重品類が置いてあるとかどうやら転がった音がしたのはジャガイモ袋が倒れたぽい。


 懐中時計         x1

 魔法の本初級 生活魔法編 x1

 銀の指輪         x1

 革のショルダーバック   x1

 古い鉄剣


 他はこんな所か、後は俺が見てもよく分からない物ばっかだ。

よし、荷物を整理しよう。


《装備》


 メイン 銅の槍 

 サ ブ 長ナイフ

 ショルダーバック


《ショルダーバックの中身》


 古い鉄剣 x1

 銀の指輪 x2

 懐中時計 x1

《収納》

 魔法の本初級 生活魔法編 x1

 布の袋(無印の本) x1

 短剣 x1


 武器は銅の槍、リーチの長い物は有用だと思った。サブは短剣比べて鋭いため、殺傷能力がこっちの方が高いと感じ予備の武器は長ナイフにした。

 ちなみに、収納に入ってるやつはいざという時、布の袋に本を詰めてる。一応の保険である。

 最後の一件の頑丈な家はドアも開かないし、他の入り口がないので諦めた。


廃村を離れよう、長居するのも危険かもだし。

 



 

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