四十七話 「自己管理」

『自然と』なんてできなかった!



いつになれば

余裕を持って

人と会話ができるの

だろうか。



自分のことなのに

どうしてこんなに

うまくいかない

ことばかりなんだろう。



なぜかわからないけど

やることばかりが

増えていき

いつもいっぱいいっぱい。



話を聞いていても

スマートに

返答もできず

バタバタしてる。



大人になったら

『自然と』自己管理

ぐらいできる

ようになると思ってた。



『自然と』ちゃんできると思ってた。



でも、結果は

忙しさにただ

何もできないという

散々なものだった。



こんなに自己管理が

難しいとは思っても

なかったよ。

もう教えてもらう歳でもない。



「情けないな」と

思っても、すべて

自分が招いた

ことだとわかっている。



他の人は、苦労して、努力して

なんとか自己管理が

できているの

かもしれない。



人はあまり

自分の苦労話を

したがらないから

余計にわからないよ。



ただ私には情けないなと

自分を自虐することは

できても、解決法は

わからないままだ。



「慣れるしかない」

「時間が経てばわかる」

そんな言葉には

もう騙されないから!



私は何かに自分のことを

任せることはやめる。

甘えるのもやめる。

自分に責任を持つようにする。



そこから、変えていくから。




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