三十七話 「化ける」

本当のあなたを知りたいな。



私たちは

実は毎日

いろいろな姿に

化けている。



仕事をしている時の自分。

家族といる時の自分。

友人といる時の自分。

一人でいる時の自分。



どれも全て

自分なのに

全く同じって人は

なかなかいないと思う。



でもそもそもどうして

化ける必要があるの?

ありのままの

姿じゃダメなの?



もちろん私たちは

社会で生きている限り

社会でのルールは

守らなければいけない。



でも、それを過剰に

しすぎていませんか?

必要最低限でいいはずなのに

化けた上にさらに化けてませんか?



そして化けることに

慣れすぎて

本当の自分を

だせなくなってくる。



今生きているのは

紛れもなく

あなたの人生なのに

大切にしてるとは言えないよ。



確かに社会も人間関係も

複雑になってきている。

でもやっぱり私は

生きづらいと感じてほしくない。



あなたの人生を

一番変えられるのは

あなただから。

我慢ばかりしないで。



人に甘えてもいいじゃない?

弱音を吐いてもいいじゃない?

化けるのに疲れたら

全て剥がしてしまえばいいよ。



そんなあなたを

受け入れてくれる人は

必ずいるから。

あなたの素顔を見せてよ。



そして、今日は楽しく化けてみない?





  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る