　テレビや映画からチャンバラ時代劇がなくなって久しい。

　もちろん、時代劇自体が全く無くなったわけではない。

　今でも劇場を中心に多くの時代劇が作られている。

　だが、正直、私は観る気が起きない。

　で、過日、コロナ渦巻く中、私は市内の古い映画館で市川雷蔵主演の『眠狂四郎　人肌蜘蛛』を観た。

　時代が今よりも緩かったせいか、普通に放送禁止用語がバリバリ出て（頻繁ではない）で苦笑した。

　テンポの速い昨今のドラマやアニメより観やすく分かりやすい。

　ただ、思うこともあった。

『ＢＧＭ、少なすぎ』

　私はアニメやドラマのＢＧＭ（サントラ）などが好きで好きなものなら聞き分けることが出来る。

　で、時代劇小説を私が読んでいるとき脳の中で色々ＢＧＭを流して楽しんでいる私がここにいる。

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