おじいちゃん、おばあちゃん。

愛しています。

いつもタバコを吸っていたおじいちゃん。スルメをストーブで炙って食べていたのを覚えているよ。

でも、炙ったスルメを酢醤油に漬けて食べていたよね。子供の私はお酢が苦手で食べれなかった。今なら一緒に食べれたのになぁ。

結婚式に出てくれたおばあちゃん。子供の頃は毎年、毎年欠かさずにおばあちゃんの家に泊まりに行ってたね。

いつも必ず冷蔵庫にオロナミンCが置いてあった。近くに住んでる従兄弟と一緒に裏山とか探検したなぁ。

おばあちゃんが寝たきりになってしまったって聞いて、会いに行ったんだよ。もぅ、話すことは出来なかったけど、手を強く握ってくれたね。

あれから日にちが経ったね。こっちは元気だけど、そっちはどうかな？

嬉しいことも悲しいことも、楽しいことも辛いことも色々とあったよ。時々は手を合わせて報告しているけど、届いているのかな。

子供の頃は感じられなかったけど、たくさんの愛情を与えてくれていたんだなって

大人になって理解できたよ。

ありがとう。

これから、どんな大人になっていけるか分からないけど、見守っていてね。

愛するおじいちゃん、おばあちゃんへ

孫より

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