メリー“クリス”ドゥリアンあるいはクリスマス

それは赤かった。

朝日よりも赤かった。

そのタテナガの物が赤いのは、

あまりにも多くの首を刎ねたせいだ。

執行の後に丁寧に手入れされているものの、

それでも返り血の赤錆はその重厚な金属を赤に染め上げた。

"メリー・クリスマス!メリー・クリスマス!血だ!血だ!血だ!"

いまやそれは、一撃で断罪を施すなどという慈悲的なものではなかった。

"ハック・オン!ハック・オン!腕よもげろ!ヒザよ砕けろ!臓物をぶちまけろ!"

"痛め!苦しめ!苦しんで倒れろ!オマエラに苦痛を!オマエラに絶望の泣き声を!"

"だが殺さん!今日のうちはな!味わえ苦痛を!私がサンタクロースのプレゼントだ!"

(世界ツンデレ大全第135巻・民明書房刊)

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