用語解説【百日草の研究】
【百日草の研究】薬の開発に強い。悪魔退治より悪魔との共存への防衛に備えている。悪獣の鎮静化・悪魔に取り憑かれた者の治療・悪魔の子の治療を研究している。
悪獣への接触……調査班が悪獣の血液・DNAデータサンプルを集め、それを研究班が分析する。悪獣の進化へ人工的に介入し、温和な遺伝子に書き換える薬を開発した。連続投与していくことで世代が代わるごとに鎮静化の傾向が見られる。
それにより悪獣は社会とは離れた地域で暮らすようになる。だがまた接触が起こると生物に危害を加える為、悪獣の群れの位置情報把握を目指し、調査班が発信機を埋め込む作業も行っている。
悪魔化……地上の文化的生物が悪魔と契約し肉体を奪われる、または強制的に奪われた場合の肉体の状態を指す。元の精神が悪魔の精神に抑圧され、一つの入れ物が徐々に蝕まれていく。取り憑かれるともいう。
【百日草の開発品・用語】
タ―ビッド……悪魔の血液、悪獣の一種から取り出した髄液で作った人工悪魔を生み出す薬品。通称:悪魔の種。悪魔を浄化させる研究の為に、実験で必要な人口悪魔を造るもの。
黒獣髄液……ジバが黒く、凶悪な獣の髄液。進化を繰り返す悪獣の中で最も原初の個体に近い遺伝子をもつという。
対悪獣鎮静薬……悪獣に特攻するよう開発された麻酔薬。これを打ち込み、髄液・血液サンプルを採取。他、健康調査と発信機の埋め込みを行う。
多型幻影霊塵……通称:ナノ。黒い粉末。触感は砂利に似る。
自分の魔力を込めることで武器・移動手段・盾として変化させて使う。変化自在ではあるが登録されている形を再現することが無難。(オリジナルに変幻させようとすると失敗することも多い)武器なら剣・銃火器。移動なら馬が必ず変幻できるものと術式が組まれている。
記憶消滅灯……通称:ソル。ボタンを押すと一瞬強い光を発し、見た者の一瞬の記憶を消す。任務の内、一般人に見られてはいけない際に使用可。
対魔力防衛装置……通称:イグニス。形状はライター。だが万能ナイフのように用途は多彩で、高度な術式と技術で作られている。ライター同様に出る火は日常生活から戦闘においても活用できる。つまり魔力が込められた魔炎であり、悪獣を寄せ付けなかったり、魔力攻撃を軽減する効果がある。
自動悪性測定器……通称:コンパス。見た目は懐中時計。開くと天盤が二つあり、一つは悪性のジバを検知した方角を示す。もう一つは対象の邪悪性の高低を測る。併せて悪性の系統も、蓋裏の色付き石のどれかが点灯し知らせる。
ワクチン……悪獣の凶暴化を予防する薬。悪性を緩和し、突発的な襲撃本能を鎮める。
ニンバス……取り憑いた悪魔を祓う内服薬。
???……悪魔の子から、悪性を取り去り正常な魂に浄化する薬。開発中。
???……悪魔から悪性を浄化し、魂を正常なサンサーラへ返す薬。開発中。
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