第47話 AI.CO@グルーブOがないぜーしょん

街角や店舗内で流れる曲に通行人は反応する。


「あの曲いいよね」

「グルーヴ感最高ね」

「何のグループが知ってる」

「確かボーカロイドのAIらしいよ」

「人間が歌っているようね」

「そうね 人間よりAIの方がうまいと思っていたけど、より人間ポイ情感あるよね」

「ええ そうね でもOの発音が出てないよね」

「確かに」



I LVE YU

YU LVE ME


WW WW WW WW AH---


YU DN'T KNW


F F F F F F--------


草コード進行とFセットボイスが心に沁みる。独草的なメロディに腰を揺らせグループ感を共有する若者たち。


WWWWWW M7#マイナーな夏が終わる


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