第16話 パンピーとパリピー

あれは、星人式の夜のことだったろうか。



僕は般Pで彼女と彼女の友達らは、パリピーであった。



「ネェ寝、今夜、パジャマパーティーするから、絶対来て」



「わかったよ。しょうがないな」



僕は会場の彼女の家をピンポーンダッシュする。



「ヤバイ」



インターホンカメラ越しの彼女はまだパジャマ姿ではなかった。



「きっと、服の中に皆、着ているんだ」



僕は、一旦家に帰り、パジャマの上にスーツを着込む。



「ピンポーン♪」



「どうぞ」



部屋に通され、皆を見て驚いた。



素っ裸だった。般Pの僕には理解できなかったが、無理やり参加者らは、僕のスーツを脱がす。



僕のスーツは僕の星で一番強靭な金属製であったため、誰も僕の本性を知ることはなかった。



「まあ、いいや盛り上がろうぜ」



「家〰イ!」僕は場の雰囲気になんとなく合わせたのを覚えている。



今故郷の納戸で何度も何度も懐かしむ。



一般的な趣味である。


  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る