第20話 □

「必ず、刺客が追って来る」


「爺さん しかくの間違いだろう」


「いいや □じゃ」


「いいかげんにしろよ ■だろ」


「おお 死角じゃ」


「死角?」


「死への曲がり角じゃ。お前には見えんか?」


「俺まだ若いから」


「甘く見るな!よーく見てみろ」



俺の背後には、大群の□が追って来ていた。


資格、□、刺客、■、視覚、□、四角、■、四画、始閣……



死角を曲がると、真面目な人間ばかり住む一角に辿りついた。


「まっ□でいいか」

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