第17話

 心に説得され、警察のストーカー相談窓口に電話した。


話をすると、それはかなりあなたが危険な状態ということで、近くの警察署を紹介され、そちらに、直接電話してくださいとのことだった。


近くの警察署に電話すると、早急に話を直接聞きたいので、警察署に来てくださいとのことだった。




警察署にいくと、ある部屋に案内された。


そこは、灰色の壁で窓がない部屋だった。


小さな部屋に机一つと椅子が四つあり、警察官二人と私が向かい合わせで座った。


今まての経緯を話した。


話すとこんなことを言われた。


「これはね、かなり危険な状態です。ストーカーレベル10がやばいだったら、8.9あたりですわ。


許せない行為ですよね。


もしかしたら、お家にまたくるかもしれない。


怖いですよね。


ストーカーというのは、拒否してるのに、メールや電話を送り続ける・家に来る・待ち伏せなどの行為を繰り返すということなんです。


ストーカー規制法っていうのは、それが繰り返されてストーカーになり、それにひっかかるというものなんですね。


だから、いまの段階では、逮捕はできないので、警告はさせていただきたいです。


警告とは、相手に警察が会って、もう近づきませんという念書を書いてもらうというもの。


そのときに、取調室で事情聴取もします。


でも、警告で、9割の人がストーカー行為をやめるんですが、残りの1割の人はやめず、その日のうちに会いにくることもあります。


だから、アパートを変えるのが1番いいですが、すぐにはできないと思うので、110番登録をしましょう。


110番登録をすると、あなたがかけたときに、すぐにデータが出るので1から説明しなくてもすぐに駆けつけてもらうことができます。


会社に来る可能性もあるので、帰るとき駐車場までは複数で歩いたほうがいいですね。


とりあえず、警告と110番登録させてください」


と言われ、承諾する書類にサインをし、電話番号も書いた。


そんなに深刻だったのか……と改めて思った。


そして、明日すぐに警告をしてもらうことになった。


対応が早い。


そして、110番登録もした。後で警察署から、電話がかかってくるので、それで終わりですと言われた。

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