8月21日

最早残暑。


なんだか切ないカラスの鳴き声。

木の上で大騒ぎ。

枝を嘴でつっついては、

いつもと違う鳴き声で、


なにごとぞ。

ただならぬ雰囲気。


下を見ては大騒ぎ。

狂ったようになきわめく。


嗚呼・・・・

卵か、雛か、


尚もカラスは泣き喚く

枝の下の草むらを覗き込んで

応える声はないかと

喉をからして呼びかける


夏は刻々と去り行く。

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