第9話  落窪物語

★7月22日

落窪物語完読。

古文なので、

どちらかというと、分かる方が少ないかもしれない。

注釈なければほぼ分からない。


これを、宮中やら貴族のお屋敷やらに勤める、

今でいうコギャルたちとか読みこなしていたんだな。

胸をワクワクさせて。

すごい。


読んでいてすっごく不思議な感覚になる。

日本人なのに日本語がわからない。

日本語はどうしてこんなにも変わってしたまったのだろう。

どうしてざっぱりと文語体をなくしてしまったのだろ。


明治大正時代の人は、

文豪でもなくとも、文章を生業にしてる人でなくても、

難しい言葉遣いで文豪テイストな文章を書いている。

文語体をどうして身につたのだろう。

古文が嫌いで勉強しなかったから分からないっというのはある。

結構、巷の人は普通に読みこなせるものなのだろうか。


落窪物語は読んでて面白かった。

読みこなせれば、もっと面白かっただろうに。

当時の読者を同じような理解力で読めないことが残念だ。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る