オープニング1
PC1のオープニング。
一般人のPC1が友人と映画を観に行く。
映画鑑賞中、スクリーンから本物の爆炎が上がり、辺りは火の海になる。
──そこは、地獄だった。
全身を苦痛が覆い、吸った息は肺を灼く。
この場にある全てを、炎が蝕み喰らっている。
だが、悶え苦しみながらも君は生きている。
炎に焦げた皮膚が剥がれ落ちても、新しい皮膚が下から現れる。
何故だ?
どうしてこんなことに?
どうして生きている?
疑問に答える者は居ない。
熱での融解と謎の再生がせめぎ合う、君の眼球は側にある黒い塊を捉える───手と、足がある。
さっきまで、友達だったモノだ。
そこで君は気を失う。直前、足音がしたような気がした……。
目を覚ますと、白い天井があった。
どうやら病院らしい。
横にいた女性が話しかけてくる。
「キミ、目覚めたよね?………チカラに」
瑠璃原が着信を確認する。
「おっと、話は後にしよう。」
「先に出迎えして来るね!」
(直後に合流になる)
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます