オープニング1

PC1のオープニング。

一般人のPC1が友人と映画を観に行く。

映画鑑賞中、スクリーンから本物の爆炎が上がり、辺りは火の海になる。


──そこは、地獄だった。

全身を苦痛が覆い、吸った息は肺を灼く。

この場にある全てを、炎が蝕み喰らっている。

だが、悶え苦しみながらも君は生きている。

炎に焦げた皮膚が剥がれ落ちても、新しい皮膚が下から現れる。

何故だ?

どうしてこんなことに?

どうして生きている?

疑問に答える者は居ない。

熱での融解と謎の再生がせめぎ合う、君の眼球は側にある黒い塊を捉える───手と、足がある。

さっきまで、友達だったモノだ。


そこで君は気を失う。直前、足音がしたような気がした……。


目を覚ますと、白い天井があった。

どうやら病院らしい。

横にいた女性が話しかけてくる。

「キミ、目覚めたよね?………チカラに」


瑠璃原が着信を確認する。

「おっと、話は後にしよう。」

「先に出迎えして来るね!」


(直後に合流になる)

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