第4話 現実


奴隷商人A「なあ奴隷商人B、一つ聞きたいことがあるんだが何でお前は美人の奴隷の扱いを悪くして、不細工の奴隷の待遇を良くするんだ? 普通は逆だろう」


奴隷商人B「顔さえ美人なら、多少の怪我は買い手の方が魔法で何とかしてくれるからな、最悪生きてさえすればいいんだ。逆に不細工でもちゃんとした服を着せてやれば客に好印象を与えられるんだぜ、馬子にも衣裳ってやつさ」


奴隷商人A「成程、どうりで奴隷商人Bの店にいる奴隷は身だしなみがちゃんとしている奴ばかりだと思ったぜ」


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