少女は不思議な世界に導かれた

幼稚園～小学生

女の子は人と比べられることと

トロイと思われたり

片親だからこうといわれること

片親だからと母が言われること

女の子だからこれが出来ない

こうだから出来ないとかが

嫌いだった

女の子は父の日が一番嫌いだった

自分が愛されない

それよりも母を捨てた人が

大嫌いだった

母の苦労を側で見ていた

幼稚園では友達もそれなりにいたし

演劇、音楽、舞などに

力をいれた

小学生になり

偏見が大嫌いで

それでいて人と同じではなく

自分として

自分らしい、自分だけの人と同じではない

自分としての個性をと

無意識にそういうになっていた

小学生になり恋と虐められること

嘘や

裏切りを改めて知った

小学生になりたてのあたりに

ある日突然母は

祖父母と自分どちらかを選びなさい

どちらかについてくるか選びなさいと

選択を幼いながらに

迫られ

あの幸せは家族愛は偽りだったのか

裏切られたというような気持ちになり

幼いながらに選択を下した

母を捨てられず

母を選んだ。