第2話
「お母さん、今日はまりこが家に寄るから。次のテストに向けて一緒に勉強することになってるの」
「ああ、おはよう。こんな時間に降りてきて、あなた学校に間に合うの?」
「んー。で、まりこがね」
「まりこちゃん? 分かったわ。なら、夕食も食べていくといいわよ。今日はお父さんも遅いらしいから」
「えーいらないよ! ていうか、学校帰りに外で食べて帰ってくるから、夕飯もいらない」
「何言ってるの。最近あなたお小遣いの管理が甘いんじゃない?外食ばかりじゃ、また月末になってからお金ちょうだいって言うのはダメよ」
「そんなこと言わないよ。もう、朝からうるさいなぁ。じゃあわたしもう行くから」
「ちょっと、せっかくの朝ごはんも食べないで……買い食いは慎むのよ! 」
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます