【詩集】パズル

コイデマワル

夜明け

誰かと過ごした夜

一人でいると

消えてしまいそうな言葉たち


意味にとらわれる過去

フィルターごしの未来

何もしないままに消えゆくか

バターになるまで追いかけてる

夜明けの一人


泣いたり笑ったりの画面から

砂嵐のなか放り出され

白色雑音の砂丘から

おむすびみたいに転がってく

夜明けは一人

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