第421話 ソリューション版可能世界論について

 矛盾がなければそれで良い!?笑 どうも水谷一志です!


 今日はソリューション版可能世界論について語っていきたいと思います。


 ※本家本元の、論理学、哲学における可能世界論に関しての説明はネットに譲ります。


 そしてソリューション版可能世界論についてですが、これは「論理」「ソリューション」的に矛盾がなければ、(もっとソリューション的に語ると「ω矛盾」がなければ)非合理的、可能性が低いことであっても「存在できる」とみなしてしまう現象や考え方のことです。


 例えば、「ひたすら時間を忘れて『事務処理』のクオリティを求める」働き方があったとします。基本的に事務処理は投下時間を減らして対応するのがセオリーなのでこのような働き方はあり得ないことになります。ただ、ソリューション版可能世界論では「否定はできない」と言うことになります。なぜなら、「論理」的にその働き方は矛盾しないからです。


 あとこれは特に「水風呂」との兼ね合いで使用する概念です。


 「全てのクリエーションに意味はある」→「そして全ての研究にも意味はある」→「なら全ての『事務処理』には?」→「もちろん意味はある!」


 もちろんクリエーションや研究と事務処理とでは特性が違いますが上記を「否定」はできません。またクリエーション→研究→事務処理、と言う流れの中で水風呂が使われていますね。


 次回はファンダメンタルについて語っていきたいと思います。


 ではまた!

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