第108話 本質感情について

 自分の本当の感情はどこ? 水谷一志です!


 今日は「本質感情」について語っていきたいと思います。


 前回の劇中劇の回で、「偽りの自分」について語りました…が、僕にとってこれは正確な表現ではありません。


 (話を分かりやすくするためにこうあえて表現しました)


 なぜなら僕にとって憑依された感情も本質的な感情も、全て「僕自身」を構成する感情だからです。


 ここで、憑依されていない自分の本質的な感情を「本質感情」と定義します。


 すると…、例えば職場なんかでは僕はほとんど本質感情を見せません。あるのは憑依された感情です。


 ただこれは「偽りの感情」と言う感覚とは違います。憑依中は本当にそう思っているのでそれが本当の感情です。どう違うかと言うと、アドリブが利きます。急な対応にもその「憑依された感情」で対応することができます。だからボロがまあ出ません。なぜなら繰り返しますが、その時の思いは憑依されているとは言え、「偽り」ではなく「本物」ですから。


 (それで昔はよく「カメレオン」とも呼ばれていました)


 ただいわゆる「劇中劇」に興味がないのも事実です。でも僕の「本質」はストイックです。なのでやる気がある気持ち、やる気がない気持ちの両方が僕には分かります。


 補足ですがこの憑依、「演技している」と言う感覚ではありません。あくまで自然にそれができます。まあ意識して演技する時もありますがそれこそ「劇中劇」です。


 次回はそれに関して、「バンパー」について語っていきたいと思います。


 ではまた!

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