昼と夜は違う顔

貴方は地獄を見ています

貴方は天国を見ています


朝に天国へ誘われ

夜に地獄を見せられる


昼は鬱々と

昼は眠りに

昼は仮面に我慢

楽しみに食べる麻薬

惚けた顔で薬を飲めば

夜まで酔って帰れます


貴方は朝も夜も泣いていて

昼間も夜中も泣いていて

一日中泣いています


でも、うるさいから

怒られるから

貴方は、朝に地獄と天国

貴方は、夜に天国と地獄を

静かに、静かに

たとえ眠りの間に天国へ行こうとも

地獄へ行こうとも

どうでもよいと私は思います

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る