10月10日

 服を売ることにした。

 もう着ないからだ。クロゼットもけっこうなことになっていたし、泣く泣く。

 店で査定額をだされた。

 うーむ、安い

 なぜかわたしは拒否し、もっと高値で売れるところはないかともう一見回った。

 同じ値段だった。

 別れを惜しみながら、わたしは売った。

 店を変えなければ、現実を直視できないほどに、わたしはこの売ろうとしている服に愛着を持っていたのだ。でも、もう着ないだろう。自分の好みは、日々変わっていってしまうのだ。


✳︎✳︎✳︎✳︎✳︎

「今日はなにー?」

「今日は銭湯の日〜」


たまに行くといいものです。京都で学生生活を送っていたときは、いろんなとこに行ったなあ。

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