　遠くで好きな人が女の人と話している。

　何を話しているのかは聞こえないけれど、楽しそうだ。

　女の人も笑顔で、なんだか恋してんだな、と思った。

　わたしはそれを遠くでぼんやり眺めてて、そんな姿を誰かが見ていて、

「あー、なんだか恋してんだな」って思われたりするのだろうか。

　後ろを振り返っても、誰もいなかった。

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「今日はなにー？」

「今日は世界翻訳の日〜」

翻訳小説を読むのが、文章の上達のコツ、な気がします。三人称の。積み上げていく感じが。

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