第8話 アルバイト始めました(8)

蘭華  「なんか、簡単に説明したら、尺が残っちゃったね。」

蘭菊  「しょうがないよ。あれ以上、詳しくしたら、私たちのお仕事の意味ないし。なんか『俺ハレ』の作者も第五章は苦労したみたいよ。」


蘭華  「聞いた聞いた。意気揚々と第5章書いたら、あまりにも性表現がひどすぎて、ビビって自己規制かけまくったんでしょ。ウケる!」

蘭菊  「まぁ、それぐらいひどい状態に陥ってるってことを表現したかったんじゃない」


蘭華  「いやいや、ただの変態でしょう。書いてるときはノリノリだったらしいから」

蘭菊  「まぁ、この後、アルテラさんやエメラルダ様が出会っていくんだけど、当然、今回の事件が彼女たちの心に影を落としていくのよね・・・」


蘭華  「私たちも出会うのかな?」

蘭菊  「出会うんじゃない。」


蘭華  「エメラルダさんに会ったらギュッとしてあげよ・・・」

蘭菊  「覚えてればね。ここから出ると記憶は消えるのよ。」

蘭華  「分かってるって。」







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