第37話 つまり、おまえの正論は世間では通用せんよ?
そう思うと、彼らの言う事に信憑性が全く感じられないと言っても言い過ぎではないと思います。世の中にはこういう「不条理」で満ち溢れています。私は「ずるい」ことや「手抜き」が許せないたちで、直接相手に指摘します。
確かに「面倒くさいやつ」なので、煙たがられるのは自覚しています。貧乏くじばかり引いています。私だけの影響であればいいですが、こういった事は周りに影響する事もあるのでケースバイケースです。しかし、他人でも被害を被っていて且つ
「不条理」であり「人としてどうか」と考えて再三納得いかないときは、それなりに指摘します。
「おかしい」と思うことに「おかしい」と疑問を持たないという事はまさに「思考の麻痺」であり、それこそ問題です。皆さん、大阪理財局による公務員職員の自殺事件を思い出してください。やばい事であっても勇気をもってマスコミ等に相談すれば事態は変わっていたかもしれません。しかし、自殺した生真面目な彼が「悪いことをしている」という事を職員たちの前で発言したとあるので、とても勇気があることだと思いませんか?誰より仕事に誇りを持ってた人間に責任を背負わされ、誰にも相談できず結果的に死んでいきました。そしてそれを国ぐるみで隠ぺいしたのです。それでは彼が浮かばれません。それこそ、そんな世の中は「どうかしてる」と思わない人間はもはや人にあらずだと思います。だから何も変わらないのです。当たり前ですよね。
人は災いを避けたいと思うのが普通です。とばっちりを受けたら今後どうなる?家族はどうなる?将来はどうなる?と考えて、悪いこととわかってることも「自分可愛さ」にそのことに触れようとしません。普通はそうです。私もそうです。ですが「それは勘弁ならん」と思ったら声をあげてみませんか?行動する勇気を持ちませんか?正しいのが自分だと自信を持って言えるのなら、例え一人になっても頑張ってみませんか?自分が正しいのなら何を恐れるのでしょうか。今後のことだって、発言したり行動を起こしたりしてみないと結果は神様しか分かりません。それで何か変わったのならあなたは立派な「パイオニア」です。しかし、単独ではなく同志と行動する事、しっかりエビデンスを取ることをお勧めします。何かと好都合です。命に係わるかもという事ならなおさらです。
いじめも同じです。いじめも加害者、被害者双方に原因が無ければ起こりえません。しかし、そこに「不条理」が存在し、それがどうしても耐えられないのであれば正しいと言える準備を万端して、ぶつかってみないと事態は打開できません。わたしもいじめっぽいことは社会人になって経験しました。ですが、「必ず目にものをみせてやる」と思って生きています。やられっぱなしでいいものか!おかげで生きるモチベーションができて感謝しているくらいです。直接行動できないのであれば「見返して」やればいいのです。そのためなら努力できますよね。浜田省吾「MONEY」の
「いつかやつらの足元にBIG MONEY~」の気持ちでいきましょ!
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