第27話 今更「働け」と言われても
政府の「異次元の少子化対策」と銘打って、若者や独身の現役世代に手を差し伸べるとの政策らしいですが、今までずーっとほっぽっといて何を今頃?と思います。
「電車内の老夫婦と若者の言い分」という話があります。電車に座っている若者が、つり革につかまっている登山帰りの老夫婦に席を譲るべきかどうかの是非のお話です。
老夫婦は「疲れたから席に座りたいよね。うちらをもっと敬って、席を譲るのが筋じゃないのかねぇ。譲ってくれないかなぁ」と二人で話している。
方や若者は「座ってて何が悪い。お前さんたちの年金はうちらが働いたうえで年金を支給しているんだぞ」との言い分。
どちらの言い分も筋は通っている。この時どうすべきか?というお話です。
今までの政策は、票集めのためか、頑張ってへとへとになっている「現役世代の弱者」にはそっぽを向き、産めよ増やせよで子持ち世帯にばかりに「学費無償化・児童手当」を支給し続けている。そんなに甘やかして果たして「優秀な人材」は育つのか?逆にどうしょーもないガキどもが増えるだけなんじゃないのか?と常々思ってきました。
流石にそれはまずいと気が付くのが遅いから、年金も未納するし、働きたくなくなるし、と言う風潮が生まれてるのではないのか?って思わないのでしょうか?結局、ばからしいのです。そこばかり責めるのは大局が見えていない、ま、机上のお仕事だからだとしょうがないよね~思います。
「年金支給されないかもしれない」と脅されている中で、年金を本当に収めたいだろうか?自分のお金なので、そりゃ不安だから収めるでしょうよ。でも、それが高齢者の生活を下支えしているという事をわかってるのか?何を好き好んでで働かない、というわけではない人も多いと思います。
だから、今更でも手厚い保障をしてほしいです。優秀な人が隠れている可能性があるし、「ニート」であっても、仕事を国レベルの雑用からネットで提供し、「自分も世の役に立ってる」と思ってもらえれば、自分で職を求めるようになると思います。もっと足元を固めましょうよ。私だったら既婚者の「ラブホ無償化」政策を提案しますけどね。
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