第23話 近い将来訪れる事について

 日本人の30代後半から40代後半の世代、その当時「新人類」と言われた世代は「年金が(満額)もらえない」という話が出ています。勿論、それはあくまで試算上であって、その時にならないと分からない話ではあります。なので「貧乏くじ」をひいた世代でもあるでしょう。

 しかし、ロシアのウクライナ侵攻によって世界情勢が不安定になっている現在、その「その場しのぎの火消し」をするべく、アメリカを始め日本も資金援助を惜しまず、ウクライナに向けて紙幣を擦り続けているのが現状です。

 そのことによって、上記の「新人類」世代よりも今の「Z世代」?には大きな「借り」の「つけ」が回ってくる可能性があるという事に気づいている人たちが何人いるのだろうか?と思うと少しぞっとします。

 若者は置いておくとして「新人類」世代はさらなる「荷物」をしょいこまなければいけない可能性が出てきます。なので、これから先は「二重苦」になることが予想されます。

 「神様は解決できる課題しかその人には与えない」と私は考えます。大きな荷物を背負う事はその荷物は「神の与えた試練」なのかもしれません。逆に「解決できる課題」と言えるかもしれません。なので、将来を見据えて「人材教育」が更に必要になってきます。しかも優秀な人材です。ある意味「もうすでに生き残りゲームのふるい」が掛けられているかもしれません。

 過去を振り返っても現状・未来の課題は解決しません。ですが、分析のパイにはなり得ます。「新人類」+「Z世代」でお互い協力しあってこの困難に立ち向かわないといけない、という事が知らないうちにスタートしているような気がします。

 若い時はなんでも「楽しい」事をやるべきだと私も考えますが、上記の事を念頭に置いた行動をした方がいいかと思います。

 深夜にスケートボードをしている、早朝まで酒を飲んで路上で座り込み煙草をふかしている。大いに結構。我々も通って来た道だから。でも、現実から逃げてはいけない。きちんと世間様の「盾」になるべく、準備をしておいた方が良いのではないかと個人的には思います。

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