第21話「やりたい事が無い」という人について

 よく「やりたい事が見つからない」と言う言葉をよく耳にする。私も若い時は口に出さなくとも潜在意識としてあったのは否めない。だが、この先の見えない世の中、「やったもんがち」だと思う。他人にどう言われようが「やってみればいい」。結果なんて「後付け」でしかない。失敗しないと人は大きくならない。「成功」の積み重ねではなく「失敗」の積み重ねをして「失敗するやり方」さえしなければいい。「失敗してみろ」と言うのはこの事を言うのだ、と私の経験から得た「最終的な果実」である。「成功しか知らないもの」は「失敗を一番恐れる」から「失敗をしてきた経験のある丸腰のもの」には勝てないと思う。失うものが無いものは何でもできるから或る意味「最強」では無いのか。

 借金なんて必死になってキチンと返済すればいいし、借金できるだけ真面だ。警察さんのお世話になったなら更生すればいい。勉強して無かったら勉強し直せばいい。大学入学だったら不問だ。意外と単純だと思う。あれこれ「これするとこうなるなぁ。だからダメだ」ってやっても居ないのに勝手に自分で考えてスマホばかり見てるから一歩目が踏み出せない。チャンスを自ら逸して結局何も変わらない。一度決めたら準備万端でやってみればいい。きっと後悔はない筈。失敗したら何が悪かったのか考えてやり直す。「フィードバック」と「トライ&エラー」の繰り返し。「スピンオフ」してそれなりの形になる。今の成功者は口を揃えて「トライ&エラー」。そして「感謝」の言葉を忘れない。世話になったら「倍返し」。

 「やりたい事」?「あなたの好きな事、夢中になれる事」なんじゃないの?と思う。四の五の言わずやればいい。恐らく時間は然程残ってないかもしれない。

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