告白


最初に出会ったその日に、

ぼくの心はすでに決まっていたんだ




- きみとのおもいで -



最初は、目を合わせるだけでも緊張した。

2人っきりでご飯に行くことは最近なかったし、出会い方が普通ではなかったからね。ちょっと怖かったんだ。



でも徐々に、

お互い話せるようになっていったね。

家族の話をしてる時、昔話をしてる時、

楽しそうに話してる君を見てるのが、

楽しかったし、嬉しかった。



ドリンクを決めるときに、

2人でメニュー見てたけど、

君の肩が当たって距離が近づいて、

胸の鼓動が弾んだ。



一緒に携帯を見たときに、

君が覗き込んできて、あまりの顔の近さにただただ焦った。



帰りに、バイバイしたあと、

もう一回振り向いてくれてバイバイしたね。


あれが決め手だったなあ。

他の人にとってはなんでもないことかもしれないけど、

ぼくはあの時、しあわせを感じたんだ。




そのあとのLINEのやり取りで、

「すぐにまたあそぼ」

って言ってくれたのは素直に嬉しかったな。

まっすぐ言うんだもん、ずるい笑




次の予定もすぐ決まったけど、

3週間後だったね。



そのあとも毎日LINEしてたけど、

すればするほど、君を知れば知るほど、

胸の奥底がしめつけられるし、

会いたい気持ちが止められなかった。



3週間も待てないよ、

声も聞きたかったし、

会って顔を見て話をしたかった。




急に電話してごめんね。

恥ずかしかったんだよ、

でも直接言わなきゃいけないなって思った。



第一声の「どしたー?」

ずるい。笑

可愛すぎだばかやろー笑



いっぱい雨降ってたけど、ちゃんと言えた。


「うれしいねぇ」

ずるい。笑

ぼくだって嬉しいに決まってる。



「火曜日か水曜日どっちでもいいし、どっちもでもいい」

ずるい。笑 けど、2倍嬉しかったよ。



きみは気づいてないかも知れないけど、

きみはとってもずるい子なんだからな。笑




次の日は、きみが酔ってて電話してくれたね。お散歩しながらたくさん電話したね。

散歩してたのはぼくだけか笑



「電話は切りたくないの」

ずるい。笑

眠そうな声がさらに可愛いじゃんかよ。

そんなこと言われたら僕はきれない。笑



「一緒に寝よ」

ずるい。笑

付き合ってないのに彼女感出すじゃん。

そんなの男には無理です、耐えられません。



寝たと思って、「寝たー?おやすみー」

って言ったら、


「うーん、起きてる、〇〇くんの夢見てた」

ずるい、ずるすぎる。笑

絶対見てないじゃん!笑

それ幻覚!もはや走馬灯だよ!笑




その次の日は会う予定じゃなかったけど、

突然会うことになったね。



ベンチでくっついてくるきみ

ただただかわいい。


そしてずるい、ずるい、ずるいんだばーか笑

平常心保つのもポーカーフェイスしてるのも

大変なんだからね!!笑



挙げ句の果てに、ぼくの肩に頭乗せるんだもん。

なんだよそれ、もう言わないからね笑

ぼくも頭預けたかったけど我慢我慢。


ずっと喋っちゃったなあ。

ごめんね、次は黙る予定だからね!笑




もともと会う予定だった水曜日も会うことになったね。

だから昨日の夜も電話したね。



「会えたら嬉しいよ、会いたい」


「かわいいパジャマ見せたいの」


「毎日話してるね、毎日が楽しい」


「明日も〇〇くんに会える〜♪」



きみのひとつひとつの何気ない発言が、

可愛くて愛おしくてたまらない。

そしてしあわせをたくさん感じている。



きみと触れ合うたびに、

話すたびに、

知るたびに、

どんどん膨れ上がっていくんだよ。



そして、ずるいに比例して嬉しい気持ちでいっぱいだったよ、ありがとう。



それから、今日はこっちのほうまでわざわざ来てくれてありがとね。




- ぼくのきもち -



まだ会ってから日も経ってないし、

知らない部分も沢山あるし、

伝えるのが早いかも知れないけど、



それでも、



ぼくは、きみに夢中だ。



ぼくは…






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