詩集-天天

Ten Tem

人生最大の式だった。

 2020年正月の終わり頃、僕らは人生の節目の式へと向かっていた。


 あの、式は普通の…ありふれたものじゃない、あの式場はそんな平凡な式は許さないだろう。


 彼らが僕が、彼女が輝いていた。お互いがお互いに思いをぶつけ合い今更かもしれないが新たな大きな一面を知った。絆を結び直した。


 2月の15にち鶴座のアルナイルに輝きを持って祝福された。だからこの春を耐え抜いた。再開の日は1年延期されたかもしれないが経った15ヶ月だけさ、それに僕らは天の川の二人より惹かれ合っているし怠け知らずだろう。


 ”ありがとう、さようなら。また逢おう。”

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