先の向こうのこっち側

君はそんなに笑顔なのに

それを正面から見ることが出来ない

だって、僕を見る時は

まるで君は

ロボットのように無表情


何話してるの?

何見てるの?

何考えてるの?

僕には何も教えてくれない

いつも僕は蚊帳の外


いいないいな

僕も君の笑顔を

正面から見たいよ


無表情の君は

何考えてるのかちっともわからないね

僕はいつも君に責められるね

だから君は

他の人に愛を求めるんだ


僕のじゃ足りないから?

心が繋がってないから?

その糸を辿ると

君はいないの

それが怖いよ


きっと君は今日も

誰かに媚びて

頭撫でられて

それで満足しているの

僕はやっぱり蚊帳の外


君のことがわからない

君のことを知らない

誰より知りたいはずなのに

誰より知って欲しいはずなのに

何も分からない


君のその糸は

どこに繋がってるの?

たまに見せる笑顔は

皆に見せる笑顔とは違うね


悲しいよ

寂しいよ

苦しいよ

辛いよ


お願い

こっちみて

君の顔を

正面から見たいから

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