ごまかスタンプ

ねぇ、キミは今どう思ってる?

僕はいつも通りのつもりなんだけど

寂しさ与えてるみたい


ごめんね言いたいけど

なぜかいつも

後ろの正面

すごく不安になるよ


そんな夜に限って眠れずに

君への想いを指で綴る

もし眠れても

嫌な夢を見そうだよ


忙しいも疲れたも

ただの言い訳だよね

君にとっては


スタンプだけじゃ分からない

お互いの感情

だけど君に贈る言葉だと

なかなか綴ることができない


ごまかスタンプは

互いの距離を上手く保ってくれる

だけどもそんなの一時しのぎ


ちゃんと伝えよう

ちゃんと言おう

君は僕の、、、、


やっぱり君からも

ごまかスタンプ

いつかその時が来るまで

二人を繋いで

ごまかスタンプ


何となくだけど

最近分かってきたんだ

君が何を伝えようとしてるのか


大体いつもごまかスタンプ

だけど珍しく君が

指で綴った文字をくれる時

僕は不安になる


君の為と言いながら

僕はまた

ごまかスタンプに頼ってる

後悔しても遅い


そして君から

ごまかスタンプ

ホントの気持ちが

隠れてる


時にはちゃんと伝えよう

包み隠さず

誤魔化さず

伝えられるときに


僕も君のこと

不安させてるのかな

そんな時はやっぱり

頼ってしまうんだ


君は不機嫌な

ごまかスタンプ

僕はごめんの

ごまかスタンプ


画面じゃ分からない

ホントの気持ちは

君に会った時に伝えよう

それまでは

二人を繋いでくれ

ごまかスタンプ


自分の言葉で

伝えるその日まで


今は

君からの笑顔の

ごまかスタンプが

僕の心を笑わせてくれる


僕も君には

大好きを伝える

ごまかスタンプ


いつまでも

一緒にいてね

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る