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俺達は部屋の電気を消し、同じ布団に入る。
まるで新婚のラブラブな夫婦みたいだな。例えが古くさいな。
「流石にちょっと狭いね」
彼女は俺と一緒に布団に入るとそう言った。今のうちに行っておくと俺達2人はベットで寝ていない。文面で察していると思うがあらかじめ言っておく。あらかじめの割にはいうタイミングが遅かったか?俺が何故ベットで寝てないのかというと、その理由は説明しない。特に細かい設定とかもないしなんとなくで流してもらいたい。それじゃあ、戻ろうか。
「嫌なら、今からでも布団もう一枚出すけど」
「ううん。むしろ、こっちの方がお互いを感じられていいかな」
本当にこの子と一緒に暮らして大丈夫かな?こう思うのは俺だけか?いや、俺だけか。こんな可愛い女の子と一緒に寝られるだけで幸せか。
「おやすみ」
「うん、おやすみ」
俺は狭いと思いながらも寝ることを決め、目を閉じる。
すると唇に柔ないものが当たる。俺は気になって目を開けてみる。すると、彼女の顔が目の前にあった。それだけじゃない。彼女の唇と俺の唇が重なり合っていた。
「!!!」
俺が声を出そうとすると彼女は下を入れて絡めてくる。
何がどうなっている?
くちゃくちゃ
スゥ
彼女は濃厚なキスをやめる。
「ねぇ、これからヤろう?」
「えっ?何言ってんの?」
彼女は布団から出て、徐に服を脱ぎ始める。彼女は裸になったと思ったら布団中にまた入ってきて俺を誘惑するように下半身を触ってくる。
これはエロい!!
ちょっとずつ俺は服を脱がされていく。
「ま、まて!せめて、ひ...」
チュ
俺が言葉を言い終わる前に彼女はキスで俺の唇を塞いでくる。
パッ
彼女は唇を離す。
「もうここまできたら気にすることはないよ」
この時、暗くて彼女の顔は見えなかったが、俺にはどんな表情をしていたかわかった。多分、不気味な笑顔をしていたと思う。
この俺達は日付が変わってもなおやり続けた。しかも、また生で。生なうえに中で出し放題でやりまくった。俺は止めようとするのだが、彼女が全く俺の話に聞く耳を持たない。いや、明らかにこれはやばいだろ。と俺が予測していない事態がまた起き、やらかしを俺達は重ねていく。ここから、地獄が少しずつ始まっていく。
地獄と言うのには幸せすぎる地獄が訪れる。
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