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俺が前回のことを解説してる間に我が家に着いた。もう十分にお日様は上がっている。こんな時間に帰って来たことない上に、女の子を連れて帰って来たら家族はどんな反応をするのだろうか。俺は怖くて怖くて仕方ない。まあ、昨日一応連絡してたし朝帰ってくること自体は大丈夫だと思う。だが、女の子を連れて帰って来たことに対してはかなり言及されるだろうな。なんて説明しようか。責任を取るためにとは言えないし...意外と積んでる?うまい言い訳が全然思い浮かばない。このままだと俺達2人がやらかしたからだと勘付かれるのではないか?だってそうだろ。たったの一晩でって怪しすぎるだろ。

「ねぇねぇ、どうしたの?家、入らないの?」

俺がそんなことをずっと考えて家の玄関の前で立ち止まってると後ろから彼女が俺に声をかけてくる。

「ああ、入るよ」

俺はキョトンとしている彼女の顔を見てぎこちない笑顔でそう答えた。そして、俺はインターフォンを押す。

ピンポーン

「え?!なんでインターフォン押したの??自分の家じゃないの?」

彼女は不思議そうな顔をしてそう言った。まあ、当たり前だろう。自分の家のインターフォンを押す機会なんてないのだから。こんなことキチガイのやることだ。

ダダダ

足音がこっちに迫って来ているが聞こえる。インターフォンが押されればお客さんか誰かが来たのだろうと思って急いで対処しに来たのだろう。何故、俺が帰ってきたことがわからないか説明をしよう。うちのインターフォンが旧式なだけだ。だから、顔をカメラで認識できない。それだけだ。そして、次回に続く。まさか、玄関に立ってるだけで終わるとは。

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