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コメント、失礼します。
近未来の架空の設定でしたが、現在の「自殺」についての価値観を深く考えさせられました。
最後の「生きようとして、死んだのだ。」という言葉に鳥肌が立ちました。
間違っているかもしれませんが、私は弥生さんの服薬は自傷行為だったのではないかと思いました。
明日を生きるために苦しさを忘れようともがいた果てに死んでしまった弥生さんに、悲しさと切なさ、純粋なまま命を終えた少女の美しさに対する感動と、苦痛から解放されてよかったねという気持ちでいっぱいになりました。
弥生さんを見つめる蓮華さんの感情の動きが丁寧で引き込まれました。素敵なお話でした。
作者からの返信
コメントありがとうございます。
何か少しでも感情を動かせたのなら、これほど作者として嬉しいことはありません。とても光栄です。
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強い願いで絶対に死んでやると望んでいた蓮華さんが生き、死ぬことに躊躇していた弥生さんが命を進めるのを止めてしまう。
何とも悲しく、様々な事を考えさせられるお話でした。
彼女の死によって「生きるということは、存外良いものなのかもしれない」という考えを変えた蓮華さんはやはり「生きようとして、死ぬ」ことは出来ないという事なのでしょうか?
うむむ、頭が混乱してきてしまった。
久しぶりに唸りながら、読んだお話を反芻していこうと思います。