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  • 編集済

     近況へのご返信ありがとうございました。

     まずは読者としての視点から、気になる点を挙げさせていただきます。

    (このあたりはどうでもいいことなので◇までとばしていただいても大丈夫です)

    「強ち」「莞爾として」「頽れた」は、難読かな? と思います。「あながち」はひらがななら大丈夫と思いますが、「莞爾として」は馴染みがなさ過ぎて引っかかってしまいました。

     読者としては引っかかりがないほうがストーリーに集中しやすいので、平易なことばをチョイスがベターと思います。……いえ、私も無茶なルビをふったりするのですが笑

     また読みやすさの点から、「…」と「・・・」を、「……」に統一することをおすすめします。

     まず読み始めて、ああ、サンドイッチの発祥であるサンドイッチ伯爵の話なのだな? とすぐに分かりました。

     ただ、読者の全てがそれを事前に知っているわけではないので、そのことにすこしだけ触れるのも良いかと思います。

    「彼は手品師という別の顔を持っていて」

     から、私は手品師としてのサンドイッチ伯爵についての物語なのかな?と予想しましたが、そのあとすぐにポーカーでのいかさまの話が展開されるので、ここは、手品師(のように手先が器用でいかさまが得意な)伯爵を強調する必要がないなら、

    「彼はいかさま師という別の顔を持っていて」

     のほうが読者にとってはスムーズかと思います。

    「最後の切り札として隠し持って、伯爵はカードをしていた」

     の部分は、カードではなくポーカーに差し替えた方が良いかと思います。

     すでに、

     「ポーカーをする場合に、最後の一枚がどうも揃わないときに一か八かカードをすり替える」

     と告知されていますが、私のような読者は覚えていません笑



     サンドイッチにカードを隠すというのは、なるほどなぁと感心しました。この物語は「サンドイッチ」がキーワードですし、とても良いと思います。

     「最後の1ゲームには双方とも全部の持ちチップを賭けるというのが、このクラブの慣例のルールになっていた」とのことですが、何か理由があるのでしょうか?

     全部のチップをかけるなら、それまでのポーカーの勝敗は無意味ということになりますので、なぜそうなったのか? について私は考えてみましたが、思いつきませんでした。
    「そのルールだと不公平に~最後のゲームをパスすることもできた」
     もフォローされているようでフォローになっていないように感じます。

     最後の試合に全てのチップをかけることに合理性がないように思いますので、もし理由がないなら、カットしても良いかと思います。

     大富豪のほうがはるかに上手で、伯爵のいかさまも見抜いていたし、いかさまのテクニックもはるかに上だった……というものが物語の軸だと思いますが、それらはすべて、

     ジョーカーの恋人
     スペードのエースが二つのジョーカーに「サンドイッチ」されていた
    「ジョーカーの恋人でも重婚はいけません。法律違反ですよ」

     のために用意されたのだなと分かると、にやりとしてしまいました。とてもうまくかみ合っていると思います。


     サンドイッチというテーマから離れず綺麗にまとめてあって、短編が書けない私としてはうらやましいくらいです。

  • 最後の富豪の台詞が素敵です!
    くすっとしました!

    作者からの返信

    コメントありがとうございます。

    そうですね。去年書いたのを転載したんですが、ここが
    エスプリ効いてて、自分でも感心しました笑

    またよろしくお願いします。
    僕もお伺いします。😊