すきなのに、ねえ。
ごめんよ
長く離れているとしんどくなって
一度 線を引こうと言った
好きなのに、こんなにも思っているのに
どうしてこんなことを言ったのだろう。
まさか、こんなことになるとは思わなかった
同じ場所に住んでいないと、
同じ空気を吸っていないと
触れることも、話すこともできなくなるなんて
みんなが
他には会っている人もいるよと
言うけれど
君は会ってはくれないんだね
だから怒っているわけじゃないよ
ただ僕が疲れただけ
弱かっただけ
心変わりをしたわけじゃない
許してくれないか
こんな弱い僕を
いつも思っている
隣にいた空気を
あんなに楽しかった時間を
忘れはしないよ
手を伸ばしてももう、届かないのかな?
たくさん、いっぱい謝ってももうだめなのかな。
君は強いね。
前を向いてまるでひまわりのように
周りを振り向かせることができる
無敵の笑顔をもっている
僕にも分けてほしいけれど
きっと無理なんだろうな
その笑顔をほかのだれかのものに
したくはないけれど
その時は
遠くない
いつか来る
もう手遅れだろうか
こんなにも思っているのに、
いくら言葉を尽くしてもだめだね
今度生まれてくることがあるのなら
君よりも強くなれると思う
これじゃ、ダメかな
ダメだよね
ごめん
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