カクヨムコン

 今度のカクヨムコン、どうしようかな。

 長編は、異世界転生ものにチャレンジする気分にはなれず。

 どうせこのジャンルでは無理だけど、読んでもらえるチャンスが広がるし、新しい出会いの場にと割り切るか。

 ただ、心の片隅にこのこと(異世界物以外は賞にどうせ選ばれない)があると、熱量が上がらない。

 カクヨムコンのために書ききるっ! という純粋でまっすぐな気持ちがネガティブな考えでかげるのが分かる。


『やるぞー! やったるぜ!

 賞をとるぞ〜! (無理めだとしても可能性はゼロではない!)』と

 今までは鼓舞して書いてきました。


 今度は『あえて異世界とは別ジャンルで、やるだけやってみるか!!』に気持ちを切り替えるか。


 短編も次は、カクヨムコンのために改めて書くというよりは、それまでに書いた物語から、お気に入りを出そうかなという感じです。


 短編部門に5000作品以上集まったなかには、本当に素晴らしい、面白い作品がたくさんあったと思うんですが。

(選ばれたの1作だけ〜?)

 衝撃とがっかり感は半端なかったです。あれがモチベーションを現在いまでも奪ってきてるんです。

 気持ちの切り替えが下手くそなんだよな。

 別にコミカライズじゃなくて、いくつか選んで短編集にしてもいいんじゃないの? と、いつかエッセイに書きましたが、頑張って書いてる多くの作家に夢と可能性をもうちょっと与えて欲しいなと思っているのです。


 あっ、新しく出来た朝読小説賞は良いですよね。読者選考もないし、自由に自分のなかに広がる世界が描けてのびのび執筆できる気がします。


 カクヨムで書きつつ、出来たら公募に送る。

 だんだん、そういうスタイルになってきました。


 カクヨムの使いやすさも、読みやすさも抜群♪

 交流させていただいてる作家の皆さまは礼儀正しくてとっても優しくて、素敵な方ばかりです。

 居心地は最高です。


 ただ、いつか賞をとりたい、本を出したい、作家になりたいと思う気持ちがある限りは、流行りのジャンルを追うべきか、結果を覚悟して書きたいものを書くべきか悩みますね。


 そんな夢さえなければ苦しまないのか? 趣味と割りきればいいのかと思いながらも、やっぱり夢を捨てきれず、どこかキラキラとした希望を持ちながら、また言葉を紡ぎ文章を綴り、心を込めて物語にしていくんです。


 他にも夢を見つけられたら、幸せなのかもしれないですね。

 でも今、私からこの夢を取り上げたら、苦しくも光って輝くせかいせる。生きがいがなくなる。


 ずっと書いてきたから、たぶんこれからも書くのはやめられない。


 ここで松下幸之助の名言をひとつ。

――成功とは成功するまでやり続けることで、失敗とは成功するまでやり続けないことだ 松下幸之助――



       (2020年7月6日記)


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